【読書】「神・時間術」ってどんな本?

朝活を始めてから時間を有意義に使おうという意識が芽生えてきました。

 

あ、朝活については下記のブログを確認してみてください!

sleepingpanda0000.hatenablog.com


 

たくさん時間があるとどうしても怠けて、時間ギリギリに終わらせる人っていませんか?

私がそうなんですが(笑)

 

集中力って本当になかなか続かなくて1日中集中するのはほぼ不可能だと思っております。。

 

そんなことを考えていた時に今回紹介する本【神・時間術】に出会いました。

 

 

神・時間術

神・時間術

 

 

 

早速この本を紹介していきます!

 

 【神・時間術】の紹介

【神・時間術】ってどんな本?

一言でいうとこの本は【1日の生産を上げるための時間術の本】です。

 

この本の目標として筆者は次のようなことを言っています。

あなたが人生を「楽しむ」ことこそが、この本の最終目標となります。(P64)

この本は仕事の効率性を上げるためにはどうしたらいいのかということに焦点を当てています。

しかしそれは働き過ぎな人に対し【生産性の向上】は【人生を楽しむ(目的)】ことを達成する手段である!ということをメッセージとして感じ取れます。

印象に残った話

①一次元時間術から二次元時間術へ

生産性を時間のみで測ろうする人がいますが、集中力によって変わります。

例えば、テレビを見ながらソファーに座ってお菓子を食べながら1時間英語を勉強した人と、勉強机に向かって無音で英語を勉強した人とでは集中力が違うので進捗率は変わってきます。

この集中力をY軸、時間をX軸で表すと、集中力を維持し時間をかけたら生産性は上がります。

f:id:sleepingpanda0000:20200913154505p:plain

理想

しかし実際は、集中力を維持させることは難しく、時間がたつにつれ集中力はなくなっていきます。

f:id:sleepingpanda0000:20200913154614p:plain

現実

【生産性】を考える場合、時間だけの「線」で考えるのではなく、集中力と時間を加味した面で考える方がより良いと著者は言っています。

著書はこの集中力を維持、または回復させることによって【生産性】を2倍、3倍にすることが可能である!っと言っております。

確かに残業をたくさんしている人で本当に集中しているの?生産性高いの?って人はいそうですよね。。

私もその一人なのですが。。

 

②【受動的娯楽】と【能動的娯楽】

テレビやゲームに代表される「受動的娯楽」は、ただ時間を浪費するだけ)(P54)

読書、スポーツ、楽器の演奏、ボードゲーム(チェスや将棋)などは、自己成長を促す「能動的娯楽」といえます。(P54)

自己成長を促す「能動的娯楽」って結構ハードル高いんですよね。。

 

③集中力の持続時間

集中力は何分、持続可能なのでしょうか。それについて調べたところ「15分」「45分」「90分」という単位時間が浮かび上がってきます。(P68)

15分は同時通訳のローテーションの時間、45分は小学校の授業の時間、90分はサッカーの集中時間です。集中の度合いによって時間は決まっていますが、仕事の集中力だったら「45分」くらいでしょうか。

 

④「書くだけ」雑念消去法

とにかく、雑念が出たら書き出すことです。そして書いたら、忘れる。(P87)

確かに仕事中に集中している時に、違うタスクを思い出してそっちを考えてしまうときはあります。。

そうなるとやっている仕事を中断してまで確認したりするので、確かにタイムロスです。。

 

⑤ストップウォッチ仕事術

ストップウォッチを使って、時間を「見えるか」すると、さらに効果がアップします。(P99)

仕事術の達人は、みな「制限時間仕事術」を実践しているのです。(P99)

仕事を測ったことはなかったですね。大体〇時間かかるかなと想定はしていても、時間を測って「見える化」して計画を立てたことはなかったです。

 

⑥脳のゴールデンタイム

1日で最も集中力の高い時間帯は、朝6時~7時台です。(P109)

これは朝活信者としては間違いないと言っていいでしょう!私も朝の時間帯に自分のやりたい勉強をしていますが、かなり集中できます。

「朝の30分=夜の2時間」の法則(P114)

朝にメールチェックをすると、「脳のゴールデンタイム」は、それだけでほとんどなくなってしまう(P114)

朝は集中力が高いので、生産性爆上げの一方、夜は脳が疲れて生産性が低下しているため、朝の30分は「生産性」の観点から、夜の2時間に匹敵するということです。

私も著者の言う通り朝メールチェックをしがちでした。集中できる時間帯なので、メールチェックは集中力が切れたころにやるのがいいんですね!

 

⑦仮眠リセット術

「午後の眠気による仕事の問題を改善するのに昼寝が役に立ちます。午後の早い時刻に30分以内の短い昼寝をすることが、眠気による作業能率に効果的です。」(P148)

最適な仮眠時間は、20分~30分(P148)

30分を超えると効果が徐々に悪くなり、1時間を超える仮眠は、脳のパフォーマンス的にも健康的にも悪影響を及ぼします。(P148)

厚生労働省が作成する「健康づくりのための睡眠指針」 に30分以内の仮眠は仕事の効率性を上げると記載があるとのことです。

お昼を食べると眠くなるので、仮眠は効果的なんですね!

 

⑧退社時間を決める
日本人は、「仕事が終わらなければ、残業すればいいや」と最初から思っているから、いつまでたっても集中力が高まらず、効率も上がらず、無意識にだらだらと仕事をしてしまいます。(P164)

著者曰くアメリカ人は家族との時間を大切にするため、「5時に帰る」が絶対条件で、午前中、午後と集中力を高めているらしいです。

確かに残業前提で仕事をしていることはありますね。

退社時間を決定すれば、それまでに終わらせなければいけないというプレッシャーで集中力が上がるらしいです。

 

⑨会社外では仕事のことを考えない
「仕事をするときはバリバリやって、休むときは仕事のことを一切考えない」(P192)

緩急をつけた生活をしないと、必ず病気になります(P248)

家で仕事のことを考えると「家でやればいい」と逃げ道を作ってしまうため、「終わらせなければいけない」というプレッシャーがなくなり、集中力が落ちるらしいです。

また、緩急(仕事と娯楽)をつけないと病気になるというのは、著者の仕事大好きな友人が仕事だけをして病気になったという例を挙げていました。

 

⑩月曜日の朝が憂鬱な理由

週末くらい、誰にも邪魔されずに昼間で寝ていたい」という人もいるでしょうが、これは余計に脳のパフォーマンスを下げるので、やめた方がいいでしょう。(P204)

平日は7時起きる人が、土日に11時まで寝たりすると、睡眠覚醒リズムが後ろに4時間もずれこんでしまいます。日曜日の夜に眠気が出なくなり、月曜の朝の起床がものすごくつらくなります。(P204)

普段の起床時間の2時間プラスを限界と考えてください(P205)

生活リズムを崩すのは体、メンタルに良くないということですね。

 

【神・時間術】を実際にやってみよう!

本の紹介が長すぎたので、次の記事で「実際にやってみた」記事を書きたいと思います。

実際に来週に次の行為を実施してみます。

①ストップウォッチ仕事術

②仮眠リセット

③書くだけ雑念消去法

 

実際に効果はあるのか、楽しみです!

 

【追記】(2020/9/20)

検証したを記事を書きましたので、ぜひこちらも併せてお読みください!

 

sleepingpanda0000.hatenablog.com